リース(wreath)には花輪、冠、輪状のものという意味があります。
この輪形には切れ目のないことから「永遠を象徴するもの」とされ、古くから現在まで伝わってきました。
生命や幸福がいつまでも続くようにという願いを込めて、リースを飾る慣習が引き継がれてきたそうです。
このような永遠の象徴であるリースは、とても縁起がよいアイテムと言われています。
一見すると、豊作祈願は農家以外は関係のないように感じる方もいるかもしれませんが、実りという意味で考えてみると色々なところで使えます。
例えば、「実りのある1年」とか年賀状などにも使うように、とても縁起のよいプレゼントと言えます。
実りというのは成果や結果としても置き換えられるので、贈る相手の成功を祈願するという想いが込められています。
クリスマス
日本でも最近、クリスマスになるとリースを飾るお宅が増えています。
クリスマスリースには、大きく分けて3つの代表的な意味があるといわれています。
「魔除け」「豊作祈願」「新年の幸福祈願」を呼び込むお守りとして、玄関などに飾られます。
キリスト教圏の海外では早ければ11月から飾りつけをしているところも見られます。